エーデルグラムとは、特殊レンズシートを印刷物の画像の上に重ねると、印刷物の絵柄の中の隠し画像を浮かび上がらせる技術をいいます。かまぼこ形状の特殊レンズを用いてモアレ現象を利用しています。もともとは、株券・商品券・約束手形などの金券の偽造防止や認証用に用いるために大日本印刷㈱が独自に開発したものです。

基本的には、特殊レンズシートと印刷物がワンセットになって使用されて、今では出版向けに多く利用されています。

印刷版式は普通の平版です。以前は単色が主でしたが、カラー画像にも潜像として文字を埋め込んだらどうなるのかということで開発されました。ですが、実績がないのでこちらのほうはあくまでも理論上ということになります。

スクリーン角度の問題で、モアレが出る出ないというのがありますが、そこは出力機を調節しながらモアレがでないような状態で出力するということになります。

今後は、DMへの活用も考えられます。基本的にはDMを受け取った人がDMを持参してお店に行き、そこでレンチキュラーを重ねて確認してもらって懸賞になる等、来店を促すようなツールとしても考えられます。

また商品は模造されるケースがあります。模造される毎に刷り替えていたのでは、非常にコストが高くなってしまいます。こういうときに潜像を埋め込んでおけば、レンズをあてるだけで、自分のところのものだと確認できます。ランニングコストが安く簡単に検証できることになります。

本来は証券の偽造防止というところから出発したエーデルグラムですが、株券・商品券・約束手形などの金券には殆ど利用されていません。証券は機械で認識させることが多く、また見て分かるようなホログラムが印刷されています。

それに商品券を確認するのにレンチキュラーレンズを1個づつ店のレジに置くと、混雑時のお会計が大変効率の悪いものになりますので、日常生活で使うには向かないでしょう。

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