いつの時代も必要とされ続ける企業へ
私たちの会社は、学術書を印刷する「印刷業」として1939年にスタートしました。第二次世界大戦の東京大空襲で工場が全焼し、戦後、二代目社長が再び立ち上げた会社が「創文印刷工業」です。戦後の日本は大変貧しく、まずは暮らしに関わる研究の支援をと、一次産業(農林水産系)の学術団体の学会誌印刷を行うことから始めました。
印刷業は当時最先端のIT企業でした。文字や図像を大量に、かつ正確に複製・伝達することができる印刷技術は、情報の民主化を一気に進め、知の共有・啓蒙・教育を加速させました。活版印刷の登場はまさに“情報革命”であり、今日のインターネットに匹敵するほどの社会的インパクトを持っていたのです。
そして現在、私たちは創業の原点「最先端のIT技術で学術団体を支援する」をより一層明確にし、印刷技術に留まらず、電子論文、クラウドシステム、AIなど、様々なIT技術を駆使して学術団体をご支援し、ひいては日本の研究力向上と豊かな未来への貢献を果たしたいと思っています。
今の日本を考えると、創業当時の日本が頭に浮かびます。再び注目される一次産業とその重要性、国内の貧困や様々な課題。そして大きな情報革命。私たちの新しい社名であるソウブン・ドットコムは、農林水産系から始まったブルーとグリーン、印刷業から始まったインキローラーの円、今日の最先端のIT企業としてのドットコム、そんな思いから社名のリブランディングを行いました。
いつの時代も必要とされ続ける企業を目指して。
これからもお客様、パートナー企業様、社会そして社員にとって必要とされ続ける企業を目指し日々努力を続けていく所存です。皆様の変わらぬご支援・ご指導を賜りたく、お願い申し上げます。