学会誌・学術誌の意味とは?英訳についても解説

学会誌と学術誌とはいったいどのようなものでしょうか。また英訳ではどのように表現されるのでしょうか。具体的な例をあげて、学会誌と学術誌それぞれ説明していきます。

学術誌とは

学術誌(学術雑誌)は、研究者による独創的な知見を広く世の中に伝える重要な媒体です。研究者にとっては、時間と労力を費やした自らの研究成果を論文という形で発表する場であり、権威ある学術誌に論文が掲載されることは、それ自体が価値ある実績として評価されます。

学術誌の意味・定義

どれほど素晴らしく独創的な研究成果であっても、多くの人の知るところとならなければ価値は生まれません。研究者が得た成果は、学術誌に掲載されて初めて価値を持つようになります。
学術誌の定義は複雑で曖昧ですが、一般的には「学問的な専門領域ごとの研究成果(論文)を複数掲載した定期刊行物」となります。学術誌の多くは、学会・専門出版社・教育機関などによって刊行され、一部の例外を除き、一般の書店に流通することはありません。通常、所属する学会会員への配布が一般的です。その他、各分野の研究者や研究機関によって定期購読されているケースもあります。

学術誌の例

誰もが耳にしたことのある学術誌といえば、「ネイチャー」や「サイエンス」でしょう。いずれも総合科学学術誌で、前者は英独を本拠地とする出版社、シュプリンガー・ネイチャー社が、後者は米国の非営利団体、米国科学振興協会(AAAS)が刊行しています。どちらも、より細分化された専門領域ごとに多数の学術誌を刊行しています。世界中の研究者にとって、厳しい査読を経て論文が掲載されれば、それだけで輝かしい実績となる、権威ある学術誌です。

学術誌の英訳(英語表現)

学術誌は、英語では「Academic Journal」ですが、研究者の間では単に「Journal」と表現されることもあります。文字通り「学究的な刊行物」という意味です。
研究成果を世に広めるという学術誌本来の意味からも、できるだけ多くの研究者に知見を共有してもらうために、論文は世界共通語としての英語で書かれることの重要性が増しています。

学会誌とは

学会誌(単に「会誌」とも言う)は、学術誌の中でも、学会が会員向けに定期刊行する雑誌です。学会の規模にもよりますが、年1回以上は刊行され、会員からの投稿論文の他、編集部の執筆依頼に応じて寄稿されるエッセイや書評、会員への連絡事項などが掲載される場合もあります。

学会誌の意味・定義

学会誌は学会の規模や財務状況によって、体裁、ボリューム、刊行頻度などが大きく異なります。狭義には、学会誌は会員限定の研究成果発表の場ですが、中には専門領域への一般の関心を高め、学問分野の発展を計ろうと、意欲的な編集方針をとっている学会誌もあります。

学会誌の例

ノーベル賞受賞者を何人も輩出している日本物理学会が刊行する「日本物理学会誌」は、会員以外も購読可能な月刊誌です。また最近では、情報知識学会のように、学会誌に掲載された論文が全てWEB上で閲覧可能となっている例もあります(会員に発送後、1〜2か月後に公開)。

学会誌の英訳(英語表現)

英語では、学術誌も学会誌も「Academic Journal」です。昨今では世界的に、WEB上に論文を公開する「ジャーナルのオープンアクセス(OA)化」が進んでいます。国際性の高い専門領域では特に、学会誌への投稿であっても、英語での論文執筆の必要性がますます高まるでしょう。

学会誌を含む学術誌は、一般の人の目に触れる機会はさほど多くありませんが、そこに掲載されている論文は研究者たちの努力の賜です。学術誌の存在なしには、人類社会の発展はありえないといっても過言ではないでしょう。

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