学術集会の助成とは?どのような集会が対象になる?

学術集会を開くときに、金銭的な援助をしてくれるのが各種財団法人による助成金です。この記事では、この助成について、どのような団体が交付しているのか、また助成の内容や申請方法をまとめました。助成金をお考えの際にぜひご参考ください。

学術集会の助成とは

助成金とは、事業や研究などを支援するために国や自治体、助成団体などから交付されるものです。学術集会に対する助成金は、主に助成団体から交付されています。通常助成金といえば、一定の条件さえ満たしていれば支給されますが、学術集会における助成金はこれに当てはまらないものも多く、応募したあとに書類審査や選考があることがほとんどです。

助成をおこなっている組織・機関

学術集会における助成をおこなっている財団は多々存在します。

・公益財団法人 臨床研究奨励基金
病態の解明と治療法の開発などに寄与することを目的とした財団です。学術集会をはじめ、研究や技術開発、人材育成、国際交流など幅広い生命科学研究に対する助成をおこなっています。

・公益財団法人 日米医学医療交流財団
日本とアメリカ間の医学・医療の交流を目的とした財団で、世界各国に向けた医学医療に関する学術集会、留学などの助成をおこなっています。

・公益財団法人 日本ワックスマン財団
微生物学および医学に関する学術研究の援助を目的とした財団で、学術研究、留学、学術集会などの助成をおこなっています。

ほかにもさまざまな財団が助成活動をしており、「公益財団法人 助成財団センター」では、いろいろな団体の助成情報を資料にしてインターネットや出版物で掲示しています。

助成の対象となる学術集会

学術集会の内容や目的が、助成団体の支援する活動と一致していれば助成金を交付してもらえる可能性が高いです。たとえば医学医療に関する助成を行っている財団であれば、医学医療に関するテーマの学術集会が助成の対象となります。また条件として、集会を開くことによる成果や貢献が期待できること、としている財団もあります。

助成の内容

助成金の金額も、財団によって異なります。上限を1,000万円としている財団が多いですが、1件30万円までとしているところもあれば、100万円~500万円までの間で希望額を申請できるところもあります。また、申請時に提出された情報を財団が審査し、その後、金額を決定するというところもあります。

助成の応募・申請方法

助成の応募は、申請書に記入して財団へ送付するのが一般的です。申請書は、各財団のホームページからダウンロードできることもあるので、一度確認してみましょう。

助成の事例

最後に、助成団体が実際にどのくらいの助成をしているのかという事例として、「公益財団法人 臨床研究奨励基金」の学術集会の助成実施状況をご紹介します。

「公益財団法人 臨床研究奨励基金」は、2018年度13件の助成をおこない、2019年度は12件の助成が決定しています。2020年、2021年の助成もそれぞれ6件、1件と決まっており、今後も増えていくことが予想されます。(この情報は2019年12月のものです。最新の情報は、臨床研究奨励基金の学術集会助成のページを参照してください。)

助成金は、学術集会をより開きやすいものにしてくれます。学会の趣旨に助成金募集内容が合致していれば、一度申請してみてはいかがでしょうか。

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