端的かつ効果的な学会の閉会挨拶の例文集

学会の最後には「閉会の挨拶」が付き物です。大切な締め括りとなるため、依頼された方は重責に感じてしまうのではないでしょうか。「閉会の挨拶」には、ポイントがあります。例文を交えてご紹介していきます。

閉会の挨拶文例集

学会の閉会挨拶を任せられた際、負担に感じられる方が多いのではないでしょうか。どういった内容を話すべきかと苦慮してしまうこともあるかもしれません。学会長や副会長という立場上、自信を持って納得できる挨拶をしなければと望まれることでしょう。

閉会挨拶(ノウハウ)には盛り込むべきポイントがあり、基本さえ押さえれば決して悩むことはありません。ここでは、挨拶の例文を通して織り込むべき内容を解説します。学会のほか、セミナーなどにも応用できます。

①次回の学会開催が決まっている場合

 ○○年○○月○○日から二日間にわたり「第○○回○○大会」を開催させていただきました。これを以って、「第○○回○○大会」を閉会致します。
 
 まずは、本学術集会開催に際し、多くの企業様並びに法人様よりご協賛いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。お陰様で無事盛会のうちに終了することができました。また、当大会の運営に携わってくださった方々、会場の設営にご協力下さった○○大学の教職員・学生の皆様のご尽力の賜物と、感謝申し上げます。今後ともお引立ていただければ、幸いに存じます。
 
 さて、今回の学術集会では、特別講演2題、二つのシンポジウム、パネルディスカッションがなされ、それぞれの発表について活発な討議及び意見交換がされました。これらは発表いただいた先生、実行委員の先生のご指導ご鞭撻あってのものです。多謝致しております。酷暑のなか、沢山の皆様に出席していただいたこと、喜びに絶えません。
 
 来年の「第○○回○○大会」は○○年○○月○○日からの開催を予定しております。1年後に再びお目にかかれることを祈念し、閉会のご挨拶とさせていただきます。

②次回開催が予定されていない場合

 ○○年○○月○○両日にわたり開催されました「第○○回○○大会」は、皆様の情熱のように太陽が照りつける中、多数の発表をもちまして無事盛会裡に閉会致しました。ひとえに、ご協賛くださいました企業の皆様、ご出席下さいました先生方のお陰と、深く感謝致しております。また、貴重な研究成果を発表いただきました演者の皆様、運営に携わってくださった方々、「〇〇学会」を代表しまして、厚く御礼申し上げます。

 この度は御多用な中、「第○○回○○大会」にご参加下さいまして誠に有難うございました。有益な意見交換が沢山できましたことに敬意と謝意を表し、閉会の挨拶とさせていただきます。

 今後の「〇〇学会」の発展とともに、今回ご参加していただいた会員皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。

挨拶文を作成する際に気をつけたいこと

次に、例文をもとに実際の挨拶文を考えましょう。具体的に考慮すべき点をお伝えします。

閉会の挨拶に盛り込むべき内容

・協賛企業、会場設営、講演者、来場者への謝辞
 学会は研究者が主役ですが、決して簡単ではない裏方の尽力がければつつがなく執り行うことは不可能です。研究者のみならず、様々な方の協力があってこそ、成立しています。外部の協賛企業から順に、学会を代表して惜しみなく謝意を表しましょう。そして、会場設営に携わった方、講演者、来場者の労をねぎらい、無事開催できたこと、盛会に終了できたことを喜びましょう。こうしたことが、次回の盛況に繋がります。

・今回の学会を振り返って、その内容と結果
 ここが学会たる本領です。今回の学会で得られた新たな気づきについてまとめましょう。また、総括として講演やシンポジウム、パネルディスカッションについて、ざっと振り返りましょう。特筆に値する発表や意見交換の成果があれば、触れておくのとよいでしょう。

・当学会の理念とこれからの抱負
 せっかく同じ道を志すもの同士が集った、またとない機会です。次回の大会に向けて、理念や抱負、今後に向けた期待などを共有し、モチベーションを高めて学会および構成員の発展に努めましょう。

文字数

長すぎず、短かすぎず、簡潔に必要事項をまとめましょう。参加者も疲れています。冗長になってしまうのは避けたいものです。端的に必要事項を述べ、スマートな挨拶で最後を締めくくりましょう。
文字数として、700字程度が理想です。長くても900文字程度におさめるとよいでしょう。

表現方法

敬語には特に注意し、正しい日本語の使い方を心がける必要があります。使い方の曖昧な語句は事前に調べておくことが肝心です。学術を発表する場に相応しい慇懃(いんぎん)且つ丁寧な言葉遣いが最適です。また、敬意や謝意を表する場で敬語の使い方を間違えるのは避けたいものです。

重複する表現にも注意しましょう。重ねて謝意を述べる場合など、必要な際には言い回しを変え、慎重に言葉を選びましょう。

あくまでも主催者としての立場に基づいて会を総括し、感謝と発展を祈念する気持ちを伝えましょう。上記のふたつの例文に、それぞれの学会の研究内容や理念、目的、大会で得られた成果といったオリジナリティを盛り込めば、閉会の挨拶に迷うことはありません。肩の力を抜いて挨拶に挑みましょう。

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