学術論文の検索方法は?

自分で研究する時または論文を書く時、参考文献として他の論文を探すことは欠かせません。
ここでは、検索に役立つ3つの方法を紹介します。

論文の探し方

知りたい情報について書かれた研究論文が、見つからないということも少なくありません。
目的の情報が記載されている論文を探し、閲覧する方法は主に3つあります。

文献データベースサイトで論文を探して閲覧する

インターネット上には、「J-STAGE」や「CiNii(サイニィ)」などの研究者向け文献データベースサイトがあり、これらを使用することで情報を閲覧することができます。

「J-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)」は、「国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST)」 が運営しているデータベースサイトです。日本の「学協会」が出版した論文をほぼ無料で閲覧できます。

「CiNii(NII学術情報ナビゲータ)」は、「国立情報学研究所」が運営しているデータベースサイトです。論文に特化した「CiNii Articles」では、学協会刊行物などを検索し、一部本文を閲覧することが可能です。「CiNii Resarch」では学術論文や本以外にも、研究データやプロジェクトなど、研究活動に関連するあらゆる情報を検索できます。

図書館の蔵書検索で論文を探して閲覧する

一般の図書館や大学の図書館、国立国会図書館などの蔵書検索でも、論文を探すことができます。近年は多くの図書館がそれぞれサイトを持っているので、オンライン上で蔵書検索が可能です。

一般の検索エンジンで論文を探して閲覧する

Googleなどよく使う検索エンジンを利用して探すのもよいでしょう。Googleは、「Google Scholar」という学術系に特化した文献検索サービスを持っており、検索結果の中には無料で本文情報を閲覧できるものもあります。

ただし専門分野ごとの絞り込みは簡単にできないので、目当ての論文が決まっている際に利用することをおすすめします。

論文の検索方法

ここでは、上記で紹介した3つの探し方における論文の検索方法をご紹介します。

文献データベースサイトでの検索方法

「J-STAGE」のサイトにアクセスし、論文を検索しましょう。トップの検索コマンドに興味のあるキーワードを打ち込み、タイトルや全文にキーワードが含まれる資料を検索できます。

詳細検索をクリックすることで絞り込みも可能です。
詳細検索では以下の事項を選択できます

・言語
・分野
・発行年
・査読の有無
・ジャーナル

資料をクリックすることで、研究者名や掲載ジャーナルの号、資料を所蔵する機関や保存するためのリンクなどを確認できます。

図書館の蔵書の検索方法

「国立国会図書館オンライン」というサイトから、トップの検索コマンドにキーワードを入力することで国立国会図書館の蔵書検索ができます。また「リサーチ・ナビ」というテーマ別データベースから関連する論文を検索する方法もあります。

一般の検索エンジンでの検索方法

Googleでは、一般的な検索方法により論文を探すことができます。同様に、学術用途の検索に特化した「Google Scholar」のメニューから文献検索オプションをクリックすると、著者や出典、日付などの情報を絞り込んで探すことが可能です。

これらの検索サイトを活用し、調べたい内容の論文を見つけましょう。

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