「抄録・抄録集・要旨集・講演集」の読み方と意味

学会や学術大会などで製作される抄録・抄録集・要旨集・講演集の使用目的と、読み方について解説します。
これらは研究テーマや研究結果をまとめる意味を持ちますが、それぞれの特徴も解説します。

抄録とは?読み方や意味

抄録とは、論文やレポートなど長い文章の内容を簡単にまとめたものです。著者だけでなく第三者が作成することもあります。基本的な構成は「背景、目的、方法、結果、考察、結語」という項目で記載されます。抄録の書き方は学会によりルールが定められている場合があるため、投稿先の指示に従い作成しましょう。
抄録の「書き方」の詳細はこちら >>

抄録の読み方

抄録は「しょうろく」と読みます。

抄録の意味

抄録は、論文などの長い文章の必要な部分だけを抜き出して書くことです。原文を読むかどうかを判断するための「指示抄録」や、原文献の内容が具体的にわかる「報知抄録」などさまざまな種類があり、記事の全体像を確認できます。

抄録集とは?読み方や意味

抄録集とは複数の抄録を集めて組み合わせたものです。冊子など紙媒体の場合や、WEB上で閲覧できるPDF版などの形態があります。

抄録集の読み方

抄録集は「しょうろくしゅう」と読みます。

抄録集の意味

抄録集は、学会報告や学術大会などの講演や口述発表の対象となる論文の抄録をまとめたものです。抄録集は文献の整理に使用されます。また発表が行われる際の参考資料(要旨集)として配られることがあります。

要旨集とは?読み方と意味

要旨集は、学会報告や学術大会などで発表された論文の要旨を集めたものです。冊子体で配布する場合や、PDFでWEB閲覧できるようにする場合があります。

要旨集の読み方

要旨集は「ようししゅう」と読みます。

要旨集の意味

要旨集は、主に学会報告や学術大会などで発表される講演や論文の要点をまとめて集約したものです。学術大会で資料として配ることもあります。抄録集と扱いが似ていますが、抄録が「必要な部分だけを抜き出して書く」のに対し、要旨には「わかりやすく書き下す」という違いがあります。

講演集とは?読み方と意味

講演集は、学術大会などの講演原稿の概要をまとめたものです。冊子体で配布する場合や、PDFで作成されWEBで閲覧できるようにする場合があります。

講演集の読み方

講演集は「こうえんしゅう」と読みます。

講演集の意味

講演集は、学術大会などで発表する講演内容や、論文の要点をまとめた概要を集めたものです。講演集は、学術大会の資料として配布されます。

抄録集・要旨集・講演集は取り扱いがほぼ同じで、区別をしていない学術大会もあります。しかし、中には目的や取り扱う内容が違うケースもあるため、学術大会で提出を求められた際は適切に対応できるように確認しておきましょう。

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